コピー&ペーストな世界
業務に関連するすべてのデータを1つの場所に安全に保存することで、設計チームとエンジニアリングチームは、いつでも、どこでも、どのデバイスからでも製品および設計情報にアクセスし、共有して管理できます。これは、決して設計チームや技術系部門の社員だけが受けられる恩恵であってはいけません。企業内の部門や部署の枠を越えて、すべての社員が恩恵を受けるべきです。
1つの場所にデータを保存することで、業務上、そんなに大きな変化があるの?とお思いではありませんか?
例えば、私達は、長い間、Windowsのフォルダー管理方式に慣れ親しんでいます。使用中のPCに作成したフォルダー。共有サーバーに作成されているフォルダー。フォルダーに保存した資料、資料、資料。何を、いつ、どこで、だれが、なぜ、どのように。いわゆる、5W1H(What、When、Where、Who、Why、How)を想定してフォルダー名を作成しているのは当然です。しかし、過去から大きな変化の無い業務については、フォルダーごと、毎年、コピー&ペーストな世界で業務をしているということはないでしょうか。
「コピー&ペーストな世界(変化の無い業務の繰り返し)」は、毎年、効率、生産性向上を期待できる業務として君臨するかもしれません。一方で、柔軟に新しい考え方やアイデアを取り入れ、新しい発想で新しい製品を開発していく、という、ともすると非効率で非生産性的に見えるかもしれませんが、企業の将来を支える新しいビジネスの創造に役立つデータを蓄積していくために全社員で何かに取り組むということは、今や、必須の業務であると言っても過言ではないかもしれません。
設計データは、PDM等のツールによって整理整頓され、管理されていることでしょう。一方、関連する「資料」にタグ付けなどの習慣はありますか?フォルダー管理でドキュメント管理している企業では、1人平均150時間/年も資料検索に時間を費やしている、とも言われているでそうです。出社日で「平均40分/日」X「社員数」相当な時間を「探し物」のために費やしていることになります。さらに、退職された優秀な人材が残してくれた重要な資料は、残った社員の記憶を頼りにするしかなく、あっという間にお蔵入りしてしまうかもしれません。
そんなフォルダー管理を、「単一の場所」に移動させ、最新のテクノロジーで検索するだけで、効率化と生産性向上が期待できるとしたら、企業の恩恵は大きいと思いませんか?また、「単一の場所」をお客様、全てのパートナー、サプライヤーを含むビジネスエコシステム全体で共有することにより、リアルタイムなコラボレーションが実現します。もちろん、技術系業務をしているエンジニアの皆さんは、SOLIDWORKSとシームレスに連携する新しいロールを追加し、一貫した製品開発、設計業務を行うことができます。製造系のエンジニアの皆さんは、設計・開発チームとリアルタイムな情報交換、社内調達/外部調達の決定、実際の製造プロセスのリードタイム見直しなど、ロールに適したアプリを使用できます。非技術系の皆さんは、CADなどのツールにアクセスしなくても、3Dモデルを閲覧でき、エンジニアへコメントする、開発の進捗状況を閲覧することもできます。管理職の皆さんや、経営者の皆さんは、市場での自社製品の「評価」に関する声が気になりませんか?そんな市場の声や競合情報をトラッキンング、「単一の場所」に保存された自社データを分析する、それらの情報を合わせて「次の一手」を講じる判断を下すことができるでしょう。
これら企業に不可欠な開発、設計、製造、管理、営業、マーケティング「情報」を単一の場所で管理し、社員全員のリアルタイムな情報へのアクセスを可能にするのが、プラットフォームです。皆さんの企業では、皆さんの部署では、「何」をKPI(Key Performance Indicator:組織の目標を達成するために重要な業績評価の指標。達成状況を定点観測し組織のパフォーマンスの動向を把握)としているのでしょう?
部署ごとのKPI、企業のKPIを社員全員で見える化して共有し、一人一人がビジネスに関与し、参画する組織風土をもっと強化しましょう。
そうすることで将来に渡り競争力のある製品開発に取り組むことができると考えます。
SOLIDWORKSがそのお手伝いをします。
以下のプラットフォーム製品についてご提供可能です。製品に関するお問い合わせは、ご遠慮なくこちらまでお問合せ下さい。