標準部品の管理と再利用文化の創造

アセンブリを作っているあなた。社内の標準部品を検索するのに、どれぐらいの時間をかけていますか？

アセンブリ設計をしていて、大量に使用するボルトを見つける必要があるとしましょう。通常、アセンブリで再利用するための標準部品をどのように探していますか？　キーワード検索？　PDMボールトの中をやみくもに？　外部コンポーネントプロバイダーにアクセスすることもありますよね、きっと。

PDMボールトには、ニーズにぴったりなボルトがあるはずなのですが、思いつくキーワードで検索してもそれを見つけることができない。。。どうして？そして、そうなった場合、どうしていますか？

部品または構成部品を探す簡単な方法

3D EXPERIENCE® Marketplace PartSupplyは、 3Dコンポーネントの最も包括的な、AI主導のカタログサービスサイトです。世界800を超えるオンデマンドコンテンツプロバイダーが、数百万のコンフィギュレーションを持つ部品を提供しており、企業規模の大小を問わず誰でも無料で利用できます。

3DEXPERIENCE PartSupplyを使用するメリットは以下の通りです。
数100におよぶカタログにアクセスし、数1,000,000個の認定サプライヤーコンポーネントにアクセス
「カテゴリ」により「フィルタリング」「セマンティック(ユーザーの検索意図を検索エンジンが理解)」または「3次元形状」による検索が可能で、検索した類似する結果を並べて比較可能
3次元部品をアクティブな設計環境にダウンロード可能
3DEXPERIENCE Marketplace PartSupplyは、SOLIDWORKSに3DEXPERIENCE Marketplaceをアドインすることで、または、オンラインリソースとして今日から使用可能なサービスです。

PartSupply Standard Components Manager
一方、3DEXPERIENCEプラットフォーム上で稼働するPartSupply Standard Components Managerロールを使えば、社内の部品ライブラリを構築、管理、および保守するのに役立つ社内標準部品のカタログを管理できます。つまり、社内用に、PartSupplyの機能を使用できる、ということです。

この製品には次の利点があります。
1）SOLIDWORKS®から、直接標準部品にアクセスすることで、設計者が部品を検索する時間を大幅に短縮できます。
2）他のプロジェクトで作成した内部部品の再利用に役立ちます。こうすることで、重複部品の設計作業を削減し、社内のデータベースに新しい重複部品を保存してしまうことを回避できます。
3）3DEXPERIENCE Marketplaceに掲載されている社外調達部品と、自社の内部資産である標準部品を組み合わせて、将来の標準アセンブリを作成し、製品開発部門またはエンジニアリング部門が適切な部品にすばやく簡単なアクセスを促進します。

「？」と疑問に思うことはありませんか？
そうです。つまり、自社のお客様となるかもしれない企業に3DEXPERIENCE Marketplace PartSupplyを経由して、社内の標準部品用に作成したカタログを掲載する、ってことが可能なの？　と思いませんか？答えは、YES、可能なのです(注：カタログを掲載するためのロール購入およびSupplyerになるための手続きは必要です)。
そんな風に、3DEXPERIENCEに情報を集めることで、ロール(役割)を使って、社内標準部品を管理したり、または社外購入部品を検索してパートナーを探したり、自社標準部品を社外に幅広く知っていただく、ことも可能な世界が広がるのです。

ワンストップショップ
SOLIDWORKS環境からすべてワンクリックでアクセスできる組織全体に渡るクラウド環境。標準部品は、形状で検索、類似した形状をその場で比較、お気に入りの部品として記録したり、お気に入りのサプライヤーをブックマークして、もっと検索時間の短縮化を図りましょう。
企業全体で大量で、多様な2次元 / 3次元の CAD部品データを一元管理し、組織全体で重複する部品を削減し、ダウンストリームのコストを回避しましょう。ここでご紹介したロールや、ロールに含まれるアプリケーションにより、設計者、エンジニア、調達関係者の作業効率は、各段と向上するはずです。3DEXPERIENCE®MarketplacePartSupplyは、ここからアクセスできるサービスです。ご質問はお気軽に、こちらからどうぞ。