2021年を分析する

2021年も残り2週間を残すばかりとなりました。
今年は皆さんにとってどんな年だったのでしょう。

3DEXPERIENCE のSocial Business Analyst ロールを利用して、今年の世界市場を分析してみましょう。
まずは、私達の生活を2年に渡り脅かしてきたCOVID-19。世界市場では、何が起こっていたのでしょうか。

①過去1ケ月のデータではありますが、COVID-19は、最も話題としてNewsに上がっているのは、欧州のようです。
日本は、感染者が増加傾向であると言われているお隣韓国や中国より、COVID-19に関する関心度が高いように見受けられますね(下図参照)。

②世界的には、ワクチンの普及などにより、9月頃からCOVID-19の話題も減少方向にあるように見受けられます。日本では、11月28日、国立感染症研究所が「懸念される変異株」と位置付けた「オミクロン株」が11月30日に、既に、国内最初の感染者が確認されたことで警戒が高まっていますね。12月は、再び世界に話題を広げることにならなければ良いのですが。
③どのメディアで最も多くCOVID-19が語られているか、そしてCOVID-19に関連する「キーワード」は何か。おしなべてCOVID-19の話題を頻繁にポストしているのは、ファイナンシャルWebニュース(日本経済新聞のWebサイトのようなもの?)を配信している企業でした。
COVID-19に関する話題掲載が最も多いのはフランスの企業ですが、語っている内容(キーワード)として最も多いのが、「United State of America」アメリカのことです。次に、China(中国)、United Kingdom(英国)。場所に関するキーワードが、何を物語っているのか興味深々です。
④COVID-19の感染拡大に伴い、「ジョンズ・ホプキンズ大学」の名前はかなり有名になりましたよね。メリーランド州ボルチモアに本部を置く私立大学で、世界屈指の医学部を有する大学です。ジョンズ・ホプキンス大学が、2020 年 1 月にいち早く全世界の感染者情報を公開したのでした。このサイトを常に見ることで、世界のCOVID-19事情を把握できます。
⑤COVID-19の最新のニュースは何でしょう。情報は常に変化します。最も新しいCOVID-19の市場情報をWWに閲覧できます。

⑥製造業におけるCOVID-19のインパクトはどのようなものだったのでしょうか?(下図参照)

黄色の棒グラフは、ほぼこの1年間のハイテク産業におけるCOVID-19のインパクトについて市場が話題にしたニュースの数です。同時期に、一般消費材業界が受けたインパクト(緑の棒ブラフ)を重ねてみたのが上の分析結果です。どうでしょう、上半期は、一般消費財は、ほとんど被害を被らなかったのかもしれません。が、下半期に急激なインパクトを受けたことになります。日本では、9月に入ると「**品不足」「**納期遅れ」などのニュースが相次ぎました。市場では既に8月には大きなインパクトとして把握されていたということいなりますね。

こうして、東京オリンピックが既に数年前の出来事だったかの如く、2021年もまたCOVID-19で埋め尽くされた年だったことが思い出されます。
では2021年SOLIDWORKSはどうだったと思われますか?


①この1年、SOLIDWORKSサイト以外で、SOLIDWORKSまたは3DEXPERIENCEが「タイトル」に加えられてた記事投稿の数々を見ることができます。感謝、感謝
②SOLIDWORKSが最も強いと言われている「産業機械業界」において、一般企業ライブラリの中から最も「Manufacturing」を題材に記事を投稿しているのは、どの企業だったのでしょう?
③エンジニアだったら見ている?かもしれない国内の製造業情報満載のサイトでは、「製造」「生産」「AI」「IoT」「DX」などについて何が語られていたのでしょう。
④それらの記事は、「肯定的な意見」「否定的な意見」「どちらでもない」いずれに分類される記事だったのでしょうか?④の図から察するに、それらは、肯定的も否定的でもなく「どちらでもない」という結果です。

⑤最後に、「AI」「DX」「IoT」は、SOLIDWORKSと関連付けて語られていたのでしょうか?「極わずか」な記事しかみあたりません。私達のメッセージはまだまだ弱いと感じます。

などなど。。。市場リサーチは、今や、簡単にできる時代になりました。これまでとは違う視点から、新しい切り口を見つける機会は誰にでもあるのです。

2021年 SOLIDWORKSは、SOLIDWORKS2022をリリースしました。
そしてほぼ同時期に3DEXPERIENCE プラットフォームは、2022にバージョンアップしています。バジョンアップ時に、何十枚もの「CD」を納品させていただいた時期もありました。DVDになりましたが、それでも数枚の物理的な「物(ぶつ)」を納品する必要がありました。近年、バージョンアップ更新は、メディアのダウンロードだけに変化しています。一方、クラウド環境で稼働する3DEXPERIENCEプラットフォームおよび3DEXPERIENCE SOLIDWORKSのような製品は、プッシュ型で更新をお知らせし、クリックすることでインストールを開始し、誰もが最新のバージョンを入手して業務を開始することができます。テクノロジーの変化は素晴らしいですね。
2022年は「何」が話題になるのでしょうか。常に”Watch”して、”Track”できる環境の準備はできていますか?
まだのお客様は、お近くのSOLIDWORKS販売代理店に、2022年を迎える前に問い合せる、というのはいかがでしょうか。

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