ソリッドワークス 基本操作 1分動画 vol.1-スケッチ
SOLDIWORKSでは、安定して使いやすくするために、毎年200以上の新機能を強化しています。そこでそんな機能の中から、基本的な機能や操作を説明する動画をソリッドワークス基本操作1分動画としてシリーズとしてブログでご紹介していきます。第1回目は「スケッチ」機能です。新しい部品を作成するときには、ほとんどの場合、最初にスケッチプロファイルを作成することから始めますね。SOLIDWORKSのスケッチは、頭に浮かんだアイディを直観的に、簡単にスケッチできるよう毎年多くの機能を追加しています。
【最初の寸法によるスケッチのスケール】
SOLIDWORKS2014では、自動的に全てのスケッチエンティティの位置とサイズを、全体に合わせてスケール変更して、 全体的なレイアウトをスケッチで描いた後に寸法を入力しても、レイアウトが崩れないように維持してくれます。
【自由選択ツール】
右マウスクリックのポップアップメニューから自由選択ツールを選び、写真編集ソフトウェアのように選択したいアイテムをドラッグで囲むだけです。 スケッチの選択もより柔軟になりました。この機能を使えば、自分が選択したい箇所だけをすばやくピックアップできます。
【パス長の寸法】
パスとして含めたいエンティティを選択するだけで、SolidWorksは自動的にそれらをパスとして変換します。適切な寸法の値を入力することで、拘束を維持することができます。線の長さを「パス長」として定義することができますので、自分の感覚により近いスケッチを素早く仕上げることができます。
【スケッチ図の配置】
スキャンしたイラストを正しいサイズに簡単に補正でき、取り込んだイラストに寸法を加えることで、サイズ角度も調整できます。アイディアをより迅速に形にするための、非常に便利な機能です。
【拘束関係の追加】
まずスケッチ線を作成した後、すぐに拘束を設定できるようになり、手数を減らすことができます。拘束関係をその場で追加できるので、スケッチングが格段に簡単になります。2つの近接するエンティティ間にスケッチ拘束を追加する操作も大幅に簡素化されています。また、拘束関係を追加する操作では、アイテムやボックスを選択するときのクリック数を減らすことができます。
この例では、角度寸法の定義が必要です。SOLIDWORKS 2015では、中心線までの半分で定義するのではなく、全体の角度で定義することが可能です。
【角度寸法の配置】
SOLIDWORKS 2015では、対称型の角度寸法を追加できるようになりました。 回転体の設計で角度寸法を多用する場合は、手数を減らすことができる便利な機能強化です。
【中点ラインの作成】
中点を選択し、ラインの片側をスケッチすると、逆側が対称に描画されます。中点の拘束関係は対称的に追加されます。
【構築船の追加】
SOLIDWORKS 2015ではすべての矩形タイプに構築線を追加できるようになりました。構築線の始点は、矩形のコーナーと辺の中点のいずれかを選択できます。構築線は、矩形を配置する操作や、他のジオメトリを中心に配置する操作に使用すると便利です。
【セグメントツール】
SOLIDWORKS 2015では、新しいセグメントツールが追加されています。 スケッチ線に対して、等間隔の制御点を簡単に追加できるようになりました。 一貫性のあるスケッチデザインや、ボルト配置箇所の制御などに大きな威力を発揮します。