SOLIDWORKS Composerの基本を学ぶ
SOLIDWORKS Composerは、グラフィック コンテンツを迅速かつ簡単に作成できるツールです。製品の仕組み、組み立て方や使い方、修理方法など、製品をわかりやすく正確に伝えることができます。直感的なSOLIDWORKS Composerソフトウェアなら、技術に詳しくないユーザーでも、3D CADデータを使って最新の2Dおよび3Dコンテンツを迅速かつ優れたコスト効率で作成できます。
何か新しいことを学び始めるのは、とにかく大変なものですね。私たちは、製品の利用開始に対するお客様の懸念や妨げとなっているものをなくす取り組みの一環として、SOLIDWORKSサポート チームとの協力のもと、SOLIDWORKS Composerで広く使われている重要な6つの機能をピックアップしました。
新たに開始されるSOLIDWORKS Composerの学習コース(英語)では、広く使われているこれらの機能の全般的な情報をご紹介します。この学習コースには、以下の6つのレッスンが含まれます:
SOLIDWORKS Composerでは分解図を作成できます。分解図は、アセンブリで使われているすべての構成部品を示したり、アセンブリの組み立て、分解、修理方法を示したりする場合にとても効果的です。また、マーケティング チームが設計のすばらしさを伝えるなど、その他の目的にも使用できます。
ベクター画像は画像を変形させずに拡大縮小できるため、PDFやWord文書など、他の文書に画像を挿入する場合に非常に便利です。また、マーケティングに適したクリーンでプロフェッショナルな仕上がりを実現します。
Diggerツールは、SOLIDWORKS Composerの特許技術です。部品の拡大や詳細図の作成、アクターをフェード アウェイして内部の構成部品やメカニズムの表示を行うことができます。
Diggerツールを使用すると、アセンブリ内のアクターを手動で非表示にしなくても、アセンブリの内部構成部品の詳細図を簡単に作成できます。さらに、部品やアセンブリの特定の部分を拡大表示できるため、アクターやアセンブリをより明確に把握することが可能です。
アニメーションは、アセンブリの組み立て/分解方法や部品を追加する順序をさらに視覚的に表現します。アニメーションは分解図を大幅にわかりやすくします。メーカーやアセンブリ業者が構成部品の組み立て方を正確に理解するのに有効です。また、最終製品の精密さだけでなく設計の複雑さを示すことができるため、アニメーションは優れたマーケティング ツールとしても活用できます。
SOLIDWORKS ComposerファイルをWord文書やPDFに組み込むことができるため、メーカーやアセンブリ業者とより柔軟に情報を共有できます。コンピュータにSOLIDWORKS Composerをダウンロードしていなくても、SMGファイルをWord文書やPDFに組み込むことで、Composerファイルを使って効率的にコミュニケーションを図ることができます。
部品やアセンブリの更新は一般的な処理ですが、SOLIDWORKS ComposerはネイティブのSOLIDWORKSソフトウェアではないため、SOLIDWORKS Composerファイルで大がかりな設計変更を行うことは困難です。ただし、SOLIDWORKS Composerのアクターとアセンブリは簡単に更新できます。構成部品を選択して、更新(Update)を選択するだけです。この操作により、SOLIDWORKSを外部から更新する煩わしさがなくなります。
では、このすばらしい学習の機会を活用して、静的な図面やテキストの代わりに、3Dグラフィックやインタラクティブ アニメーションを簡単に製品のテクニカル コミュニケーションに取り入れることができることで、SOLIDWORKS Composerが会社やお客様にどのような価値をもたらすかを見ていきましょう。