ソリッドワークス 基本操作 1分動画 vol.3-図面2

前回の1分動画から引き続き、今回も図面に関する基本操作の1分動画をご紹介します。

【注記やバルーンの引出線】
編集可能で、この引出線は、特許明細書の図面や、部品をポイントした線を引くときに便利です。

【角度寸法】
角度寸法の追加では、作図ジオメトリを作成する必要がなくなりました。マニピュレータが表示されるので、対象とするエッジを選択して寸法を作成します。配置後に場所を変更したい場合には、同伴角や対頂角を表示するオプションを使用できます。 角度寸法を作成する際に、作図線を追加せず、直接入力できます。

【リビジョン】
ボタンをクリックするだけで、リビジョンテーブルに直接行を追加でき、行、リビジョン文字、日付が追加され、リビジョン記号を直接配置できます。リビジョン記号を配置したら、配置先のゾーンがリビジョンテーブルに反映されます。リビジョン記号を別のゾーンに移動すると、それに合わせてリビジョンテーブルも更新されます。

【ゾーンの境界線】
ゾーンの境界線はシート形式で作成され、図面上に表示できます。 ゾーンは位置ラベルでも使用でき、親ビューや子ビューでシートとゾーンを示します。ビューを移動すると、位置ラベルが更新されます。

【小数点の丸めオプション】
数値の端数処理をきめ細かく調整したい場合は、新しく追加された小数点の丸めオプションを使用で、「四捨五入」以外に「五捨六入」、「偶捨奇入」、「端数切り捨て」を選択できます。

【中央マーク】
コンテキストバーには、向きを合わせてモデルを開くオプションが新しく追加されています。 このオプションは、図面と全く同じ方向にモデルを向けることができるので、作業時間を短縮できます。また、アセンブリからモデルを開くときにも使用でき、特に対称的な部品では、上にある部分を特定できるので非常に便利です。

【注記セキュリティレイヤ】
図面上の情報の中には、機密性が高いため公開したくない情報もあります。注記をセキュリティレイヤで、レイヤプロパティにアクセスすると、各レイヤの印刷を管理するオプションが新たに追加され、セキュリティレイヤは、印刷しないように設定できます。 レイヤ単位で、印刷のオン/オフを切り替えられるので、ちょっとしたメモや、機密性の高い情報を含む図面の保存・流用時にも、非常に役立ちます。

【フィット コマンド】
また、操作上、ビューをシートの外側に移動したり、境界ボックスを図面の境界の外側に移動したりする必要があります。このような場合、[ウィンドウにフィット]コマンドを使用すれば、すべてのモデルがウィンドウ内に収まるように調整されます。「シートにフィット」コマンドでは、ウィンドウに図面全体が表示されます。「ウィンドウにフィット」コマンドを使用すると、欄外の不必要なオブジェクトまで表示される図面もあります。
このような図面を効率的に編集していくときには、「シートにフィット」のコマンドがとても便利です。

【フラグノート】
箇条書きリストを使って設計意図を記述する機能です。図面上のフラグノートを、バルーンや注記で参照でき、フラグノートバンクを使ってフラグノートの編成や管理を実行できます。この機能を活用することで、図面注記を単なるテキストではなく図面における情報伝達として利用できます。バルーンには、フラグノート情報がツールチップで表示されます。 フラグノートの境界を変更すると、関連するバルーンがすべて自動更新るので、すべてを正確に最新の状態に更新できます。

【積み重ねバルーン】
積重ねにバルーンを個々に追加または移動する操作や並べ替えは、ドラッグで実行できます。 作成したフラグノートを積重ねにドラッグすれば、この圧縮空気コネクタの情報がすべて統合されます。 積重ねの注記は、数値またはアルファベット順に並べることができます。

【シートスケール】
ステータスバーからシートスケールを直接変更できます。 シートスケールをステータスバーから指定できるため、スケール変更操作がより簡単にできます。

【境界線】
自動境界線ツールが追加され、図面の境界線の作成と編集を短時間で作成できます。 シートフォーマットを編集すると、タイトルブロックが非表示になり、新しい境界線が自動的に定義されます。

【ゾーンサイズ】
ゾーンサイズも簡単に定義でき、標準的な50mmのスペース、均等サイズの行と列を選択できます。 ゾーン分割線は、ゾーンサイズに基づいて自動調整されます。分割や余白サイズを数値入力またはドラッグで変更しても、自動調整されます。 拡大すれば、直観的にゾーンのフォーマットを指定できます。ゾーン分割線と中央ゾーン分割線の両方の値を調整できます。 タイトルブロックの非表示を解除すると、図面は更新され、マスク領域と境界線のノートも表示されます。

前回の基本操作 1分動画、「ソリッドワークス 基本操作 1分動画 – 図面1」もご覧ください。

3D図面を描くためのテクニックをまとめた特集ページもご覧ください。

吉田 聡

吉田 聡

マーケティング部 ポートフォリオ イントロダクション スペシャリスト